夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

資産の分散化

一人で抱えていいのか?

 私の不動産投資のスタイルとしては、全て私名義で借金をして運用しております。夫婦共有財産とは言え名義上は全て私ということで、将来的に不都合が生じるかもしれません。

 仮に私が急死したら団体信用生命保険などで大幅に借金は減り、生活に支障はありません。もし、妻が死亡した場合は通常の生命保険以外では特にお金は入ってきません。私一人が働いて生計を立てているのであればこれでも問題はないのかもしれませんが、共働きの場合では妻の収入が途絶えて給料による収入が減ることになります。これは結構な痛手で、これに対するリスクヘッジも大切です。

 そのようなこともあり、ある積立型の保険に加入しました。満期で掛け金を受け取れ、妻が死亡した際は保険金が降りることになっています。通常の保険に加入しただけですし、これだけでは資産を分散したことにはなりません。

 夫婦間でも名義変更となれば売買をすることになります。これによって私の資産を減らして妻に移行するのがいいのか、妻に別に物件を持ってもらうのがいいのか、色々と考えが膨らみます。

 

妻の気持ち次第

 借金に対してのリスクはありますが、どの程度のリスクと付き合えるのかというのは人それぞれです。妻に物件を購入する気持ちがあれば、借金をしてでも新築するかなと思っています。ただ、採算が合わないような物件を所有させるつもりはありません。

 知り合いの不動産屋さんからちょうどいい場所に土地を紹介されました。早速見に行った所、妻がものすごく気に入ってやる気になりました。計画はこれからですが、どのような物件を建築するのか、ターゲットはどうするのか、どこの建築会社にお願いするのか、許容できる利回りはどれくらいか、借り入れはできるのか、色々な問題が出てきます。すんなりは行かないと思っていますが、心が折れないように話を進めていこうと思います。

 

夫婦での所有規模を拡大し資産を分散する

 この話が上手く行けば、夫婦全体での所有規模も拡大できて資産も分散して所有することができます。将来はこれらの物件を管理する資産管理法人を立ち上げたり、二人の物件を法人に売却することも視野に入ってきます。また、法人で物件を新規に持ち規模拡大も考えることができます。

 目指すスキームは

資産管理法人を活用して、土地信託・不動産管理を行う−資産管理法人向け不動産信託−スターツ信託

を参考にしています。間に信託会社を挟むのではなく、私たちが所有する不動産を資産管理法人を挟んで管理委託するという形です。