夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

自分自身に合った投資方法を選ぶ

リスクを背負うこと

 新築不動産投資のいいところは時間的な労力をかける必要がなく楽ということでしょうか。これは私達にとっては非常に助かります。不労所得とは思いませんが、1週間に1回程度の休日を利用した物件巡回程度で、クレーム処理も管理会社にお任せという感じですので、特に手出しをする必要はありません。ただ、金銭的な面でリスクは大きくなっているのは確かです。

 不動産投資をやられる方の間でたまに論争のようになるのは、新築不動産投資がいいのか、中古物件再生投資がいいのかという話題です。もちろん、実質利回りの高い中古物件を現金購入して自力再生して高稼働率で回す方が金銭的なメリットは大きいでしょう。これも手持ちキャッシュの放出というリスクがあり、時間を割いて自力で物件再生するということになります。中には業者を使って再生する方もいますが、これも安くできなければ意味がありません。

 

いかに安く確実に運用するか

 新築不動産投資の現状は、資材の値上がりに対して家賃も上げられずという感じになっています。私がCCを建築した時は表面利回り12%で回せていましたが、今は物件的にも広めのものが求められ10%を切ってくる物件が大半だと思います。ここで無理をして8%程度のものを購入しても将来的に苦しむことになりかねません。その場合は潔く引くしかありません。

 現金中古物件にしても利回り20%程度で運用できたとして、回収まで5年かかります。もちろんもっと利回りの高い物件で運用している人もいますが、これもいかに安く仕込むかというところにかかってきます。後は手持ちの資金で購入するのにいくらまで支出できるかでしょうか。