夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

返済比率の改善とキャッシュフローの増加

資産管理法人を立ち上げた際に目指す投資スキーム

 CCの規模が3倍になれば月の手残りで生活に困ることはありません。ただ、全て使えるわけではありませんので、勘違いして仕事を辞めるわけには行きません。この場合は無理に法人を設立しないで個人所有していても、税金などを考慮してもそれほど影響は無いでしょう。

 ただ、相続や規模拡大を考えて法人を設立するメリットはあります。私の目標としては、まずは私自身と妻がそれぞれ個人で不動産を所有して、最終的に夫婦の資産を資産管理法人へ移行することです。と言ってもまだ妻は物件を持っているわけではありませんが。

私の物件(管理委託)(売却)

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役員報酬 ← 資産管理法人 ⇔ 管理会社 ⇔ 入居者

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妻の物件(管理委託)(売却)     

  私はこのままサラリーマンを続け、妻が仕事を引退して法人を立ち上げることを想定します。私は妻が代表となる法人へ資産管理料として一定額を納め資産の管理委託をし、資産管理法人は管理会社を経由して今まで通り入居者募集などをしてもらいます。

 この前段階として私たちが役員報酬をもらえなくても資産管理法人を立ち上げ、黒字運用して資金を調達できる環境を作ることも大切だと思っています。軌道に乗れば資産管理法人で物件を増やしていく形を取ることができます。

 

CCのローンが終われば・・・

 視野に入っているのは1年半後の短期ローンの終了と後6年でローンが終わるMAなのですが、固定金利ですしローンの自然消滅待ちで大丈夫そうです。特にMAの完全返済はこれから先に得られるキャッシュを考えても大きな節目となりそうです。

 私としては一番最初の大きな借金をして得たアパートであるCCのローンを片付けたいと思っています。CC単体で全く支出せずに蓄え続けたとしても15年程度は完全返済までかかる計画でした。スタートから5年経ちましたが、手残りキャッシュは物件が増えた割には支出も多く、なかなか増えません。返済比率の改善とキャッシュフローの増加のために繰り上げ返済も考えますが、まずは6年間は現状を維持できればと思っています。

 全ての物件から得られるキャッシュフローを蓄え、CCのローン残債を上回る貯金となった際にCCのローンを完全返済すれば、MAとCCを無借金無担保状態で保有できます。ここから法人設立を考えても遅くはありません。