夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

大家さんなのか不動産投資家なのか

不動産投資家とサラリーマン大家さん

 不動産投資というのと大家さんというのは考え方において大きな違いがあるように感じます。どんな投資でもそうなのかもしれませんが、投資というのはお金だけ出して利益だけ得るというイメージを持ちますが、実際はこれでは上手くいかないのも投資の世界です。株式投資なども真剣にやって稼いでいる人はそれなりに頭を使っています。

 不動産投資は自分で物件を何とかできる要素が強く、これを活かすも殺すもオーナーの腕次第という経営的要素の強い投資です。従って、大家さんとしてやるべきことをしっかりやらなければ上手く行きません。不動産投資は大家業だと言われますが、まさにその通りだと思います。私もそうですが、サラリーマンが大家業を営んでいるとなれば副業とみなされますので、そうならないための言葉でしかありません。実際は不動産賃貸業と言っても過言ではないでしょう。規模や管理形態にも左右されますが、私の場合は本業に集中していても十分成り立つ程度の仕事しかありません。そのためにも管理会社との人間関係の構築が重要でした。

 大家さんにも色々なタイプがいます。自分で物件管理から入居者募集・修繕まで全てやってしまう方や、私のように管理会社に全て委託している方まで様々です。それぞれに適した運用方法がありますので、どれが正解ということはありません。何れにしても高稼働率で回せなければ破綻に繋がります。

 

大家さんとして大切なこと

 入居者と接点を持って積極的に交流する大家さんもいれば、私のように基本は管理会社にお任せしてなるべく入居者と接点を持たないようにする方もいるなど、やり方は人それぞれ違います。また、入居者もどのような大家さんを好むかは人それぞれです。

 入居者の留守中によかれと思って修繕に立ち入る大家さんもいるようですが、これをよしとする入居者で無ければ嫌な感情を抱き、時には大家さんと入居者のトラブルに発展します。また、大家さんに直接言わずに退去してしまうケースもあるでしょう。

 基本的には入居者の要望はできる限り叶えてあげるべきだと思いますが、時には断ることも大切です。直接このようなことをできる方なら問題ありませんが、私の場合は管理会社にお任せした方が気楽です。特別大きなことが無い限りは管理会社も対応しませんし、上手く入居者を説得してくれます。やはり、一番苦戦するのはクレーム対応ではないでしょうか。ここをどのように乗り切るかが勝負どころです。