新たな家計還元の歯止め

決して楽なわけではない

　現状としては、１５０万円程度の支出を不動産投資資金からしており、更に短期ローンの返済のためにそれほど潤沢なキャッシュ・フローというわけではありません。加えて、定期積金が月１０万円されていますので、なかなかきついものがあります。

　短期ローンは今年度で終わりですし、定期積金はその２年後の５年間で終わりです。また、担当者も退職していなくなったので解約してもいいかなくらいの気持ちではあります。損するわけではないので、あくまでも積み立てで満期まで待っていればいいのですが、何となく見た目のキャッシュ・フローが増えないのは精神的によくありません。

　妻も短期ローンの話は知っているわけで、ＭＡのローンも残り５年くらいだということも知っています。ＭＡのローンの完全返済は一つの大きな分岐点だと思いますが、短期ローンの終了を頼られては困ります。そこで、このローンが終わってもしばらくはお金の流れをじっくり見極めさせて欲しいということを伝えました。要するに追加還元はしないということです。

　規模拡大をストップしたということは、ローンを片付けてキャッシュ・フローを増やしていく方向性になったということですが、家賃収入の増加を意味するわけではありません。あくまでも返済比率の改善と自己資金の積み上げです。今後はどのように動いていくかはじっくり考えるとして、まずは私としても家計還元で圧迫されている現状に対して防衛手段を取っていく必要があります。

　妻も妻名義で不動産を持ったわけですから、私の方から一方的に支出するのもおかしいですよね。だからと言って不動産投資資金に手を付けるのは、家計の破綻を意味していますし、結果として不動産投資資金をも圧迫するのであれば投資としては無意味です。