夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

世界経済と日本国内の情勢

 先日の中国株価大暴落の影響ですが、未だに先が読みにくい状況が続いています。以前に予想した通り、株価の乱高下は続いていて、日本は量的緩和政策の継続を決め、アメリカはとりあえず利上げを見送りました。ただ、来月には利上げかという憶測も続いているようですが、おそらく利上げはできないのではという感じがします。株価が落ち着きを取り戻して上値を目指す展開も考えにくい感じがします。

 

 日経平均も落ち着きを取り戻しているような感じも受けますが、今日は週末ですし、アメリカの利上げ観測などを受けた株価下落、円高傾向もありますので、20,000円台回復を目指して上値を追う展開にはなりにくいでしょう。明日から市場は5連休を迎えますので、利益確定と手仕舞い、こんな展開で軟調になるのではないでしょうか。

 

 日本にとっては国債の評価低下なども問題だと思います。量的緩和政策を続けていても出口の見えてこない日本経済の復活、オリンピックまで好景気は続くなんて言っていたのは何なのでしょうね。そもそも、私はオリンピック景気というものについては懐疑的でしたし、中国経済の失速は何れは来ると思っていました。オリンピックは競技場建設白紙問題に加え、エンブレム問題と、本当にこのままで大丈夫なのか非常に不安な状況です。こんな状況で、オリンピック景気なんて期待できるわけがありません。そもそも、お金をかけないでやるオリンピックを目指していたんじゃないんですか?原点を忘れては駄目ですよ。

 

 更に安保法案の強行採決で今日には法案は可決しそうです。数の理論に従えば当然なんですよ。こうなることなんて、選挙前から自民党が圧勝する予測が出ていた段階でわかっていたはずです。いつの時代も数の横暴は繰り返されてきました。あんな採決拒否の茶番劇に付き合って、夜遅くまで審議する国会議員にお金を払うだけ、日本経済はゆとりがあるのでしょうか。無駄遣いばかりですね。民主主義は時として非情に映りますが、これが現実です。いくら反対しても、先の選挙で現与党を支持した日本国民全体の責任なんですよ。中立的な立場で無投票や白票を投じるという形を取った人も、多数決で決まったことに従うという意思表示をしたに過ぎません。いくら叫んでデモをやっても茶番劇なんです。私は現与党には票を投じていませんが、だからと言って多数決で決まる原則なのですから、国民の代表として選ばれた多数で決めたことに従うしか無いでしょう。反対だから決まったことに従わない、こんな行動は大きな子供ですよ。

 

 何れにしても日本国内には様々な不安定要素が顕在しています。目先の恐怖は5連休明けですが、世界の株価が月曜日~水曜日の相場でどのように動くのかがポイントでしょうか。何れにしても不安定で読めないのが現状ですので、ポジションは軽くした方がいいと思います。私は相変わらずノーポジションです。