夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

地域の特性を活かす

駅近物件は人気なのか?

 これは「地域による」というしか無いと思います。通勤などでの電車の利用を考えた時に駅近くは人気物件となる可能性がありますが、これは都市部に限られます。特に地方では駅近くであろうがあまり関係ない感じもします。

 都市部の駅近くは土地代も高い傾向がありますので、駐車場も無い高い建物が多かったりします。そもそも、生活の足として自家用車は利用せずに電車を利用するわけですから、必要ないのでしょう。必要であれば月極駐車場などを借りている方もいます。たまにしか使わない自動車のために月極駐車場や車の維持費をかけるなら、レンタカーの方が得かもしれませんね。

 ただ、私の住む地域でも駅近くのRC物件限定という条件を付けてくる法人があるようです。最近は増えてきましたが、RC物件は供給不足で家賃も高めに設定されているのが現状です。

 

地方では必須条件の駐車場

 地方では何と言っても駐車場の確保が必須条件となってきます。私の所有する物件でも、特に家族向け物件では一家に二台分の駐車場を割り当てています。奥様と旦那様がそれぞれ車を所有して通勤や生活に利用しているケースが圧倒的に多いのです。1LDKでも広めの物件になると新婚さんやカップルで住まわれる方も多くなり、こちらも駐車場は多めに用意するべきでしょう。私の所有する1LDKであるCCも新婚さんや小さいお子様のいる家族が住んでおり、駐車場は10戸に対して13台分確保してあるものの、常に満車状態です。戸数の1.3倍設けても不足感があるのが現状です。

 実際、駐車場不足で苦戦している物件も多く見られます。特に2LDK以上の物件になると深刻です。CCも2台めの駐車場を確保できないために入居を逃したお客様もいます。家族向け物件では駐車場台数を確保できなければ致命的になる可能性が高くなります。いくら家賃を下げても入居者は決まりません。土地代を削って入居率が下がるのがいいのか、利回りを削ってでも土地を確保して入居率を上げるのがいいのかを考えると間違いなく後者が賢い選択です。