何故原発を動かし続ける?
九州の大震災があったにも関わらず、川内原発の可動が続いていますが、本当に大丈夫と言い切れるのでしょうか?東日本大震災の時は津波が大きな影響だったことは間違いないと思いますが、川内原発も活断層の近くに位置しています。想定外の連鎖型地震なのに、新基準でクリア出来ているから安全と言い切れる人達の気が知れません。
危機管理って事故の未然防止が前提だと思うんです。小さな例ですが、台風などの異常気象が翌日の朝から想定される場合は、次の日は小中学校は臨時休校になったりします。実際は学校に行けたんじゃない?と思うことも数回ありました。でも、子供達の安全を守るためには最大限の配慮だったと思うんです。
誰もこの緊急状況下で原発を止めて怒る人はいないと思います。仮に今回の地震が原発事故につながらなかったとしても、停止したことを非難する人がいるでしょうか。だって、国民の安全を守るべく最悪の事態を想定して最大限の防御策を取ったのですから、賞賛されるべきだと思いますね。
想定はしたくありませんが、川内原発が地震による被害を受けて、福島の二の舞いになったら激しく批判されることでしょう。批判されるだけではなく、そこに住む住民にも怒りと苦痛を与えることは間違いありませんし、日本にとっても大きな汚点となります。地元の方々の停止させてくれという悲痛な叫びに耳を傾けて欲しいですね。
東日本大震災の時は、津波がすぐに来てどうすることもできなかったのでしょうが、これだけ広範囲で頻繁に地震が発生しているのですから、それに最大限の警戒をする用意があってもいいのではないでしょうか。甚大な被害にならないように、一刻も早く川内原発を停止させて地震の終息まで再稼働させないで欲しいです。