夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

不動産投資という考え

 先日の某大家の会に参加し、「大家さん」と一括りに語れるものではないなと感じました。都市部の新築ワンルームに投資物件として購入するのも大家さんですし、ボロ戸建てを全て自分の手でリノベーションして管理まで自力でやる方も大家さんです。規模も1戸の方から大規模にやられている方までいますし、大規模だから全て管理委託しているというわけでもなく、全て自力でやられる強者もいます。副業としてやっているのか、本業としてやっているのかも違いますよね。最近は「大家さん」ではなく「不動産投資家」と言う方も多いですが、根本的に投資家と大家さんとは違うような気がします。

 

 私の場合はあくまでも不動産投資でありたいというのもあって、物件管理・クレーム処理・修繕・税務処理など、全てお任せしているようなものです。当然対価がかかりますが、これを差し引きして手元に残ればいいんです。別に本業を引退してしまおうとか、そういう気持ちは今のところはありません。将来的にはそうなりたいとは考えますが、今の状況では自力で生活するのは無理があります。

 

 いくら投資で管理委託しているとは言っても物件確認はします。管理会社がしっかり仕事をしているかというチェックも兼ねているのですが、意外とこういうことをやるオーナーって少ないみたいです。自分がお金を出して購入した物件がどうなっているか、気にならないのでしょうかね。物件をチェックして管理会社に報告してウザがられるということはまずありません。だって、管理会社が見落としているところをオーナーがチェックして報告しているだけですから、感謝こそされても不満に思われる必要なんてあるわけ無いです。不満だとか迷惑だとか言うなら管理会社変えますよ。物件管理については管理会社が万能だとは思いませんし、管理会社も目が届かないところがあることは認めています。私の物件なんて、沢山ある中の一つに過ぎませんからね。こちらから気になったことを相談したり報告したりすることは至極当然です。言われたくなければ完璧な仕事をしてもらえればいいのですが、沢山ある管理物件の一つに注力するなんてまず無理です。ここはwin-winの関係と割り切ってもらえる管理会社じゃないと駄目でしょうね。

 

 先日の大家の会でお会いした方も、目的としては所有物件の視察で年に数回は来られているようです。今回もタバコの吸殻などがあったので、写真を撮って管理会社に報告すると言っていました。遠隔地に住んでいて管理委託していると言っても、これくらいやらないと管理会社になめられます。私もたまに物件チェックをして、ゴミを拾って管理会社に持ち込んだりすることもあります。基本的に全てお任せはしていますが、丸投げではなくチェック体制が大事ですね。全て管理会社の手が届くとは思っていませんし、清掃は入居者に任されるのは知っていますが、物件にこういうゴミが頻繁にあるだとか、放置自転車があるだとか、そういう細かなことは管理会社に知っておいてもらう必要もあると思うんです。知れば気にして確認に足を運んでもらえる期会も増えるでしょうし、その際に汚れていれば多少のゴミ拾いくらいはしてくれるでしょう。管理会社からの視点で注意喚起も考えてくれるでしょう。いくら「不動産投資」と言っても、こういう管理会社との関係は大切だと思います。