夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

分割されているローン

 改めて、私の所有物件とローンの状況についてまとめてみます。現在の所有物件の規模としては4棟24室となっています。CCは1LDK×10戸、CPは1LDK×4戸+2LDK×4戸、2LDK×4戸の2棟構成です。MAは3LDK×2戸の完全分離型二世帯住宅です。MAは元々自宅として使っていた住宅で、1階部分は新築当初より貸し出しています。現在は賃貸併用住宅を完全に賃貸物件として運用しています。

 

 MAが竣工して私達が自宅として入居し1階部分を賃貸し始めたのは、12年前の4月1日です。大家歴としては丸12年ということになります。当時は不動産投資という概念はありませんでしたが、将来的に賃貸物件に回せる住宅という位置付けで建築したのは間違いありません。本格的に不動産投資を考えたのはCC建築が切っ掛けでしたので、CCが竣工した時点を不動産投資の入り口と位置付けており、今年の8月で6年になります。

 

 アパートローンはCCが最初で一本の大きな20年ローンになっています。次は自宅を賃貸物件に切り替えたMAです。残債をプロパーローンで引き継いだのですが、期間が10年と短く設定されています。ちょうど2年前に竣工したCPは色々とあって、ローンが4本に分かれました。3本は20年ローンで1本は3年ローンです。

 

 このように、不動産投資に関しては6本のローンが組まれていることになります。この分割されたローンを一つ一つ片付けて返済比率を下げて行くのが今後の課題です。加えて家計としては15年で組んだソーラーローンと、現在の自宅取得時に組んだ住宅ローンとリフォームローンの3本があります。これらはお金を産まない「悪い借金」ですので、これらも合わせた9本のローンとどのように付き合うかが、私に課せられた大きな問題です。

 

 妻物件に関しては、2LDKビルトインガレージ付きメゾネット×2戸+1LDK×8戸の1棟10戸です。ローンの内訳ですが、団体信用生命保険の範囲内のローン+保証会社の保証範囲内で団体信用生命保険の範囲を超えたローン+保証会社の補償範囲を超えたローンの3本立てになっています。これはCPの短期ローンを除いた3本のローンと同じ形です。妻物件も合わせると5棟34戸で抱えるローンは12本ということになります。

 

 私の抱えるローンで目処が付いているものについてのまとめです。CPの短期ローンとMAの10年ローンは残りの返済期間が短くなってきています。来年には短期ローンが終わり、5年後にはMAのローンが終わることになります。ここまで黙ってキャッシュの温存に徹すれば、キャッシュの放出をすることなく、借入金額ベースでは10.4%のローンが減少したことになります。この2本のローンは返済期間が短く返済比率を高める要因ともなっていましたので、大きな改善となるでしょう。キャッシュフローとしてはこの返済金額がそのまま増えるわけですから、かなり大きい効果があります。あと5年をいかに充実したものにするかが勝負となります。