夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

我慢の時なのか

 繁忙期の入れ替わりの戸数はこれくらいなのでしょうが、今年の全体的な稼働率を見ると苦戦しています。私の所有物件の現在の入居率は23/24=95.8%です。現在も空き室を抱えていて入居者の目処が立っていないのは厳しいですね。内装は綺麗にしているので大きな問題は無いのですが、動きが鈍いのと1LDKが供給過多になっているのが大きな原因ではあります。その中でもCCは9/10=90%の入居率なので、じっくり待つしか無いのでしょうか。あまり空き室の出ない人気物件だと思っていただけに、危機感があります。

 

 振り返ってみると、新築当初からCCの1階はそれほど人気が高いわけではありませんでした。入居者が最後まで決まらなかったのも1階ですし、最初から値下げ交渉に応じてきたのも1階です。浴室混合栓の交換や値下げ交渉で5年半対応してきましたが、先日に設定家賃を下げました。下げたと言っても募集家賃だけで、今まで値下げ交渉に応じてきていて1階部分は値下げ済みですので、それほど大きな対策をしたわけではありません。追加で対策を考えないと駄目な時期に来ているのかもしれません。

 

 現在空き室になっている部屋は、壁紙を全面交換して綺麗な状態になっています。募集家賃も値下げ交渉の下限まで下げました。これ以上できる対策としては、更に値下げ交渉可にするか、設備投資をしてネット使い放題を導入するかくらいでしょう。ネット使い放題を導入するなら、セキュリティ対策として防犯カメラの導入も考えます。

 

 現在は90%の入居率ですので、これに設備投資とランニングコストをかけてネット使い放題を導入する価値があるのかは微妙です。月約2万円の負担だとして1室あたり2千円の家賃値下げをするのに相当します。加えて防犯カメラのランニングコストも考えると、この部屋だけもう少し値下げ交渉をして凌いでもいいのかもしれません。明らかにネット使い放題を導入していないのが影響しているとも思えまんので、見極めまではもう少し時間がかかるでしょう。

 

 1ヶ月の家賃設定は5.5万円ですので、1部屋1ヶ月空き室になっただけで、これだけの収入減になります。マイナスになるってわけではありませんが、痛手なのは間違いありませんので、何らかの対策を考えないと駄目ですね。やはり大切なのは高稼働率維持です。