CP建築までの経緯
元々立てられていた建築計画に乗る
不動産屋さんと共に建築会社の会長さんに会うことになります。新築を計画していた土地での新築についての相談に行ったのですが、今のCPの建つ土地を紹介されます。この土地での計画は既に何名かチャレンジして諦めているということで、私もどうなるかわからない状況でした。銀行さんを紹介され、好感触で帰ったものの保証会社の金額が低く、巨額の自己資金を求められます。当初は2LDK18戸という巨大物件の計画で、建築総額も億を超えていました。ここから建築費を抑えるべく計画の変更へ進んでいきます。
最終的に出来上がってきて気に入ったのが、2LDK×4戸+1LDK×4戸のミックスと、2LDK×4戸の計2棟構成のCPです。これで審査に入ったのですが、建物の規模が小さくなれば、当然保証会社の融資金額も低くなっていきます。これではどうにもなりません。銀行さんも始めはやる気だったのですが、空気が変わって行ったので別の銀行をあたることにしました。ここで、自宅の融資の際にお世話になった銀行が浮上してきます。担当者は頼りになる方でしたので、この方の力を何とか借りて融資を成功させようと企みました。
希望通りの融資条件に
2棟構成の物件を一括で建築するのがいいのか、まずは1棟建てて二期工事として2棟目を建てるべきなのかということも考えました。結果としては二期工事の融資は難しいということを言われました。土地自体が担保になっていますので、2棟目の工事の際に建物だけの担保では厳しいものがあります。私の希望としては2棟一括建築でしたので、銀行の担当者からは、そういう希望であればそうしましょうと言われます。
ここで問題となるのが保証会社の融資金額です。また、団体信用生命保険の枠の上限もあり、ローンを3本立てにすることになります。団体信用生命保険の上限枠内の金額+保証会社の上限額+保証会社の上限を超えた金額という形です。この保証会社の上限を超えた金額について融資が受けられたのが一番大きな成果です。これで、何とか着工できる運びになります。