夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

メンターって何?

 不動産投資に限らず、ビジネスなどの世界ではよく「メンター」という言葉が使われます。メンターとは、「仕事上(または人生)の指導者、助言者」という意味だそうです。「師匠」として頼りになる人にも使われます。

 

 さて、不動産投資家の中にも「メンター」に色々と頼って相談している方も多くいます。そもそも、不動産投資家って何か横文字が好きですよね。キャッシュフローだとか、キャッシュアウトだとか、インカムゲインだとか、キャピタルゲインだとか・・・。私が思うに「リスペクト」と「メンター」とは違うと思うんです。

 

 私ももちろん、不動産投資の先輩として尊敬する人もいますし、アドバイスももらっています。ただ、それがメンターと言えるレベルなのかというと、そういうわけではありません。あくまでも参考程度で、最終判断は全て自分達です。まあ、単純に私がその程度の人としかお付き合いしていないだけなのかもしれませんが、儲かると思うなら自分でやりますよね。わざわざ、メンターだからといい話を弟子に譲るでしょうか。そんなことをしても、上手く行く保証なんてありません。オーナーが変わった途端に満室だった物件が空き室だらけなんてことも沢山ありますし、その逆もあります。空き室に苦しんだりしている困った時に、適切なアドバイスで満室に導いてくれるような人がメンターであって欲しいですね。残念ながら、そのような人に出会ったことはありませんので、管理会社と相談の上、自分で何とかするしかありません。私にとってのメンターは、管理会社の担当者なのかもしれませんね。

 

 そもそも、投資はあくまでも「自己責任」です。勝手に「メンター」だと思っている人が勧めたことに従って投資して失敗したとしても、メンターには何も責任なんて生じません。極端に言えば、無責任な助言者なんです。そんな人から言われたから大丈夫って信じていいんでしょうか?あくまでも自分が大丈夫と判断したなら別ですけどね。メンターと叫ぶ人は、ただ単純に自己責任から逃れているようにしか見えませんが。