夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

不動産投資の過熱

 とあるブログを読んでいると、どうしてこう楽観的に考えられるのかなぁ、と思ってしまいました。この方は例のバイオマス発電事業に投資されている方ですが、承諾料の支払い停止という記事を書かれて削除されていましたね。バイオマス発電についても着工したことで楽観視されているようですが、許可が得られない以上は不確定要素がかなり高いリスキーな投資だと思います。現在は新規募集停止というのもかなり怪し気です。これから確実に伸びる事業であれば、規模拡大はあっても停止はないと思うんですよね。参入者が増えれば不利になるという考えなのでしょうか。

 

 反面、最近の新築ラッシュに対しては楽観的に考えられているようです。某建築会社の売り上げが伸びているという話ですが、考え方は人それぞれなのでいいのですが、私的には最近の新築ラッシュに対しては危機感しかありません。新規参入者が多いことも知っているようですが、本人は負けていられないという考えなようです。面白い方です。

 

 正直言って、最近の傾向は新築なのに潰し合いですよね。その中でも、築浅となった私の物件が満室フル稼働している意味合いは大きいと思います。最近は新築なのに空き室という状況をどう見るのでしょう。条件が合わなければ周辺のライバル物件に客を持って行かれますし、都市部では広告料が跳ね上がっていたり、家賃下落競争が続いていたりということもあるようです。もちろん、古い物件との入れ替わりというのもあると思いますが、建築棟数が増えるということは必然的に過飽和を招いているわけで、新築物件が生き残るなら別の物件が淘汰されるだけです。今でも飽和状態ですし、そういう認識もあるようですが、新築ラッシュが過飽和を招いているという現状に気づかないのはどうなんでしょうね。築古から淘汰されていくと思いますか?私はそうは思いません。築古だって家賃の安さという武器がありますし、立地条件や修繕など中身がそれなりに伴えば、外見や年数が古くても人気となる物件は多数存在します。私は当面は現状の借金比率を改善し、体力を蓄えてから次に進むことを考えるようにします。そのためには、築古になっても競争できる物件に育て上げることが大切ですね。手放すことも視野に入れていかなければ駄目でしょうか。