信用

　私にはどうも理解ができません。確かに不確かなものに投資した自己擁護で信じたいという気持ちなのかはわかりませんが、どう考えても怪しいんですよね。人それぞれの考えですし、私は出資しているわけではないのでどうでもいい話なのですが、契約違反なら私なら契約破棄して出資金返金を求めると思います。どうして楽観的に構えていられるのでしょう。

　例のバイオマス発電事業の話ですけど、最終的に上手く行けば私の記事を笑い飛ばしてもらって構いませんが、胡散臭さが増幅しています。廃油発電からバイオマス発電に移行して、廃油の調達先が確保できなかったというのは明らかです。この時点から怪しいんですよね。廃油のバイオリサイクルについては、BDFなどの形で既に実用化されています。バイオ燃料も将来的には今話題となっている藻類で作ったり、メタンハイドレートの活用をしたりと、カーボンフリーになる方向性が報道されていますよね。こういう報道されているものって、おそらく実用化が近いんだと思うんですよ。

　報道されていないような事業だからという気は無いですが、大体にして許可を得られる目処も立っていなく、肝心な装置ができても認可されなきゃ意味ないんですよね。今後に注目してみます。私の予想に反して発電事業が軌道に乗ってくれるのが一番いいのでしょうが、おそらく残念な結果になるでしょうね。

　私的にはこれからの電力事業は風力発電だと考えているのですが、なかなか一般に普及してきません。あの縦型の発電機は全方向からの風で発電でき、さらに微風でも発電できるのが魅力だと思うのですが。普及は広がれば、コストダウンも可能だと思いますし、何より自然エネルギーの活用というのもポイントです。