夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

やり甲斐

 サラリーマンを引退して不動産投資で起業なんて考えている人は、かなり職場に不満を持っている人なのだと思います。大なり小なりどんな仕事にも不満はあるでしょうし、もちろん独立開業したとしても不満は出るでしょう。しかし、自分で会社を経営する場合は最終的には全て自分に跳ね返ってくるわけですし、結果が出れば自己満足感も高く得られるでしょうし、向上心も湧くというものです。

 

 経済的自由なんて言葉が流行りましたが、正直言ってサラリーマンを引退したからって仕事をしなくていいという話にはなりません。本業のサラリーマンから副業の不動産業にシフトするだけで、今まで得られていたサラリーマンという属性や会社からの縛りなどから開放されるだけです。そこには自分で経営できるという意味での自由は存在しますが、決して働かないというわけではありません。お金に仕事をさせるなんて格好いいこと言ったって、結局はお金を動かすためには自分が行動するしか無いわけです。また、このお金も潤沢でなければ破綻するでしょう。

 

 最近、私は何のために本業をしているのだろうと考えることがあります。誠心誠意働いて苦労していても、長年やっているのだからやって当然のような顔をされるし、ちょとミスをすれば非難の対象になる、こんな状況ではやり甲斐なんて感じません。私自身は誰のために働いているのか、正直言ってお客様が喜んでくれさえすればいいんですよ。ボランティア精神のようなものですが、こういう相手に喜びを与えて自分自身もやり甲斐を感じるというのが仕事の基本だと思うんです。正直言って、今の職場にはこんな感情は一ミリも湧きません。そんなわけで、私は誰が何と言おうがお客様のためには誠心誠意尽くしますが、会社のために何かしようなんて気持ちは一ミリもありません。そんなことに労力を割くなら、自分自身の進退について、自分がやりたいことをやれるように、ストレスフリーを目指します。