夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

売値は売り主次第なのか

 我が家の話ですが、某社の社長宅をそのまま買い取ってリフォームしています。はっきり言って相場から見ると格安で手に入れたと思います。土地は路線価で計算されていますし、建物も新築した建築費から減価償却費を差し引いた簿価程度です。元々会社の資産として登記されていましたが、土地は分筆してもらい建物もそのまま譲り受けましたが、簿価なので格安です。考えてみると、あまりも安いからと言って突っ込まれたことはありません。

 

 土地と言えばPR&CEについては路線価以下で売ってもらいました。売ってくれた会社の社長さんは、こんなに格安で譲っていいのかと言われたらしいですけど、別に当人同士の話だからどうでもいいだろという話になったようです。おそらく倒産した会社を格安で買い取った土地ですし、損益さえ出さなければ建築費で儲けられるからどうでもよかったのでしょうね。むしろ、利益が出たら税金を取られたりするというのもあったのかもしれません。

 

 建物についても土地についても、価格の決定は曖昧です。我が家にしてもPR&CEの土地の価格については市場価格はもっと高いのでしょうが、いわゆる川上物件というのも存在するわけです。知り合いの不動産屋さんも「私ならこんな価格じゃ買わないね」と言うような物件もあれば、指し値でガンガン価格を釣り下げられる物件もあります。法人成りの際の建物の売却についても、安価でも問題無いのかもしれません。ただし、法人でも減価償却費を稼ぐことは経費節減のためにも大切ですので、簿価程度で売却して無利子分割返済という方法を考えています。