夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

普通預金がマイナス金利になったら

 金利が下がってローン金利もマイナスになってくれれば、不動産投資などで借金をしている身にとっては有利になるようにも見えます。しかし、同時に預金金利もマイナスになるわけで、預けているお金がどんどん目減りしていくことになります。

 

 借金は借りた額以下の返済で済むことも考えられますが、基本的に借金は借金ですので返さなければなりません。その原資となる家賃収入は貯金口座に振り込まれていますし、ローンもここから自動的に引き落とされるのが現状なわけですから、嫌でも普通預金にある程度のお金を入れておく必要があります。金利が取られるのが嫌だから普通預金にお金を預けないということはできません。

 

 ローン金利より普通預金の金利は低い状況ですので、これがマイナス金利になったとしても、この逆転はあり得ないということになります。つまり、マイナス金利の幅が広がれば、普通預金のマイナス金利は大きくなり、それはローン金利マイナス金利を上回るということになります。こう考えると上手く出来ていますよね。

 

 仮に1,000万円の余力があったとして、これをタンス預金なんてするのはあまりにもリスキーです。現金を持つリスクよりも金利で目減りする方を選ぶしかない、そんな状況でしょうか。マイナス金利って恐ろしいです。