夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

やはりダブルパンチはきつい・・・

資材高+消費税アップ=利回り低下

 建築会社より見積もりの電話連絡が来ました。予想はしていましたが、なかなか厳しいものがあります。家賃設定を若干高めにしても9%行くか行かないかでしょうか。原因は資材の値上がりで特に木材が大きいようです。さらに消費税アップもありますので、予想通りではありますが厳しい計画になっています。舗装料金まで含まれていますし、先日見た新築建売アパートよりはいい計画だとは思います。ただ、採算面を考えると厳しいです。もう一社もこういう状況であれば、諦めることも考えなければいけません。

 管理会社に連絡をしたところ、担当者から高めの家賃設定は厳しくなってきていると言われました。ただでさえ利回りが下がっているのに家賃下落傾向だなんて、ますます手出ししにくい環境になっています。消費税増税分の家賃値上げもできない現状で、管理費は消費税分上げられているという方も多いと思います。私はそこまで要求されていませんが、大家さんは泣き寝入りするしか無いのでしょうか?

 

収支が合わなければ意味が無い

 銀行さんにはまだ話はしていませんが、先日の口ぶりではやりたいのでしょう。借り入れして返済するのは私達です。貸したい銀行さんに煽られて失敗しても、責任は全て私達にあります。貸す方も悪いような感じもしますが理不尽な世の中です。

 管理会社の担当者からは「収支が合わなければ意味が無いので慎重にお願いします」と言って頂けています。この辺は私の考えもよくわかっている方です。管理会社としても利回りが低かろうが関係なく、好立地での新築物件が望ましいはずです。このように投資する側の意義を理解してくれる担当者だから信頼もできます。この信頼を裏切らないためにも、私達も無理をして計画を実行して自ら首を絞める方向には持って行きたくありません。

 まずはもう一社の計画を待ってみます。厳しい計画になることは予想していますが、予想通りであれば二番手の住宅会社に譲るしかありません。今は焦って建築する時期ではなく、この時期に建築して失敗していく人の物件を狙うというのも面白いかもしれませんね。数年後にやってくるであろうチャンスに備えて蓄えておくのも大切です。