夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

住宅補助と住宅ローン

不動産投資を始めた切っ掛け

 そもそも不動産投資を始めたのは、どちらかと言うと私の方から積極的に言い出した話ではありません。むしろ、借金をして住宅を建てたり、アパートを建てて収益を得たりなんてことは否定的でした。

 多くの賃貸物件に住むサラリーマンの方は住宅補助をもらっていると思います。私の会社でも出ていましたが、これが自宅所有となると補助が切られます。家賃補助は全額補助ではありませんので、今の時代なら手頃な中古物件をフラット35などを利用して購入した方が家賃補助を捨てても手残りができるというケースもあります。住宅購入を考える場合は住宅ローン控除もありますので、この辺も計算した方がいいでしょう。

 今はサラリーマン大家さんが増えましたが、当時はそれほどメジャーでは無かったように感じます。私自身が不動産投資をやっているから余計にそう感じるだけかもしれませんが、今でも手軽に始められるメジャーな投資ではないのかもしれませんね。

 首都圏新築マンション投資が頭に強く残っていて、儲かるならみんなやっているよなぁ・・・なんて考えていました。実際、アパート建築を決意してからも時期が悪かったのもありますが、銀行から借り入れすることは簡単な作業ではないということを思い知らされます。

 

住宅補助と住宅ローン

 結婚当初に二世帯住宅を新築したわけですが、初めからそう考えていたわけではありません。まず探していたのは手頃な戸建賃貸です。会社からの住宅手当もありましたので、賃貸住宅に住んでいるメリットはそれなりにありましたが、限度額もありますので家賃によっては住宅を所有した方がいい場合もあります。

 戸建賃貸の家賃と住宅を取得した際のローン負担を考えていた時に、戸建賃貸住宅に住むなら手頃な中古物件を買えるということに気付きました。そこから色々と探したわけですが、なかなかいい住宅は見つかりません。ある方に相談したところ、建築会社の社長を紹介されました。そこで紹介されたのが賃貸併用二世帯住宅です。これが不動産投資の入り口でもありました。

 確かに家賃収入を住宅ローンの補填には使えますが、空き室になった際のリスクや修繕なども考えると懐疑的でありました。そのような中で妻の意向を重視して、転勤しても将来的に賃貸物件に回すことを視野に入れてた賃貸併用二世帯住宅の新築に踏み切りました。

 結果的には入居者は入れ替わりも無く、私達が引っ越しをした後も住んでくれています。だからと言って空き室リスクが全く無いというわけではありませんし、実態としては不動産投資から得られた収益を住宅ローンに充てているだけですので、投資的には危険なことをしているわけです。賃貸併用物件はお勧めできる方法ではありません。