夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

独身時代と結婚生活との差

独身時代の考え方

 私は結婚をしており子供も3人います。家族中心の考えのもとで不動産投資を始めたわけですが、独身時代はそういう考えは全くありませんでした。先日、独身の同僚が一人暮らしは楽という話をしていましたが、確かに楽という側面はあるとは思いますが、家族の支えがあって今があると思っています。

 たまに独身生活に戻りたいと思うこともありますが、一人でいると意外と寂しいものです。お金も給料全てが使えるような生活に戻ればとも思いますが、多分、昔の悪い生活は変えられないと思います。

 独身時代は決して褒められる生活ではありませんでした。毎日仕事が終わったら近所の居酒屋に足を運び飲み歩き、時には街のお姉ちゃんのいる店まで足を伸ばしたりしていました。朝まで飲み歩いて出勤したこともあります。休日になれば早起きしてスーパー銭湯で朝風呂を浴び、そこからパチンコ屋に行って勝負が早く終わればそこから夜まで飲むという生活です。身体のことなんて全く考えておらず、毎月の給料全てを使っても、ボーナスは手付かずで貯蓄できていました。独身時代に遊んでいたので今があるのかもしれません。

 投資としては株式投資が初めだったのですが、これも結婚してから独身時代に蓄えたお金の一部で運用していました。と言っても損していますで、運用にもなっていないのが現状です。

 

結婚後も比較的自由な生活?

 結婚して子供が産まれる前までは妻と二人で過ごす生活を楽しんでいました。今でも特に用事のある時以外は飲み歩いてもうるさく言われませんが、お金は全てお小遣いや独身時代の蓄えでやりくりしなければなりません。いくら不動産投資の資金があると言っても、これを浪費しているようでは投資する意味がありません。

 子供が産まれてからは生活は子供中心に変わりました。妻の方針で習い事なども小さい頃から色々やらせていましたので、それなりにお金もかかります。英会話教室・プール・スポーツ教室・ピアノ・バレエ・・・兄弟それぞれ違いはありますが、4つくらいは掛け持ちしていました。チャレンジなどの教材もやっています。長男はだいぶ精査されて今は2つに減りましたが、これから先は学習塾などにお金がかかることもあります。

 また、この先成長していくと、スポーツをやっている子供達は食費もかかるようになってきます。部活動では遠征費などもかかり、大学になれば仕送りがかかるなど、子供一人育てるにはかなりのお金がかかります。大学進学の際は奨学金の利用も考えますが、これも今ではただの悪い借金と大差ありません。子供が自分自身に先行投資をして借金を背負って学費負担をするのがいいのか、私達が何とか工面してあげるのがいいのかは考え方次第ですが、この時に支出できる余力があるだけでも気持ち的な余裕は違います。

 不動産投資の目的は物件を増やして収入を増やすことだけではありません。また、最終目標は法人を設立してサラリーマンを引退することではありません。子供達の成長で将来かかるであろうお金を支出するのが大きな目的です。使わずに蓄えておくだけのお金なんて、意味がありません。

 法人設立の目的は、あくまでも私達が築いた財産を簡単に税金で持って行かれないための防衛策です。子供達に財産を残そうとは考えませんが、夫婦共有財産の引き継ぎで巨額な贈与税や相続税が発生するような税制ですので、ここから身を守ることは非常に重要です。