夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

勘違いしていたかも

建築させるだけが仕事ではない

 先日、CPを施工した建築会社で打ち合わせをしてきました。CP建築に関しては不動産屋さんに建築会社を紹介してもらい、今回の妻の件でもこの建築会社に軽く相談していました。ただ、採算が取れないものを無理矢理進める気はありません。建築会社もあの手この手を使って建築させる方向で話を進めてくるものだと身構えていました。

 今回の案件はあくまでも私ではなく妻の意向が反映されるということもあって、私としてはそれほど推し進めてはいません。いい条件を引き出す努力はしますが、あくまでも妻が気持ちよくできることを考えて話を進めています。隠していても仕方がないので、別の建築会社にも建築計画をお願いしていて見積もり段階まで来ていることと、銀行についてもメインバンクに打診していることを伝えてありました。

 時代の流れもあり、今は金融機関も融資が緩いようです。ただ、融資を渋っていた時期もあって、融資を受けたい時にすんなり行かなかった銀行さんもあります。今回出てきた銀行はまさにそれらの銀行ですので、多少金利が高くてもメインバンクを利用させてもらおうと思っています。確かに長期的に見ると金利が低い方がいいのですが、自己資金などの面で融通が効かないのは困ります。メインバンクには自己資金の件についても伝えてありますので、この辺は大丈夫だと思っています。後は見積もりで融資金額が予定よりも増えてしまったことは伝えなければいけません。

 この話をして建築会社からは、利回りが低いようであればやらない方がいいと言われました。どうしてもそこじゃなきゃ駄目だと言うのなら、建築会社から資金を短期で貸付したりもできるとのことですが、利回りを変えることはできません。色々と貴重なアドバイスももらいました。おそらくこの建築会社は今回は利用しませんが、また何かあった時には土地探しから力になってくれそうです。

 建築会社としても色々な事情は理解して頂いているようです。今回は他の建築会社で建てたとしても、また何れはこの建築会社で建てる相談をすることもあるかもしれません。そういう意味でも長い付き合いができれば嬉しいです。

 

投資の目的の理解

 建築会社としても建築すればいいというものではなく、利益が乗ってこなければ意味がありません。建築したけれど損をするのであれば、その後の仕事にも影響してきます。普通の一軒家を建てるのであれば、どんなにお金がかかったとしてもお客様に満足してもらえる建物を建てればいいのでしょうが、賃貸物件となると中長期的に利益を産んでくれなければ意味がありません。

 CPは土地の広さ的にも価格的にも満足のできるものでした。確かに土地の安さに助けられ、表面利回り10%を確保出来ましたが、今回はそれほど土地は安くありません。坪単価ではCPの倍ですし、基礎についてもCPの土地とは違います。資材高騰の影響が無くても、同じ建物であれば9%以下になるのは妥当だとは思っていました。建築会社からも8%であればやる意味が無いのでやらない方がいいとアドバイスされています。価格的な部分で今回は諦めても仕方がないですね。