夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

約束の見積もり(まだこれから)

予算オーバーだけどやるのか?

 昨日、妻のアパート新築案件の見積もりができてきました。価格交渉中とのことで、ここからは下がると言われていますが土地代を含めると予算オーバーです。税金などを差し引いた手残りは年間100万円というところでしょうか。銀行さんへ初めに話をした金額をかなり上回っていますので、融資の打診しつつ色々な価格交渉も進めていきます。

 問題なのは土地です。値下げ交渉はできそうですが、どこまで許されるかがわかりません。解体費をこちらで持つとして価格交渉ができないかを検討しています。これから冬場を迎えますので、やるのであれば猶予はあまりありません。

 とりあえず、今やるべきことをまとめます。

・建築費の交渉(一生懸命削減してくれています)

・土地価格の交渉(解体計画も含めて)

・銀行への融資打診

 

誠心誠意取り組む建築会社

 お願いしている建築会社は自宅のリフォームなどでお世話になっている信頼できる会社です。夫婦でやられているのですが、昨日はお二人で見積もりを持って自宅に来てくれました。価格交渉も色々な業者にあたって、なるべく安くなるように進めている最中のようで、時間的なリミットもあって昨日の遅い時間に一応の見積もりを持ってきてくれました。建物的には素敵なものを作ってくれると思っていますが、今回は予算をかなり切り詰めています。まだ削れる部分はあるとのことです。計画自体はかなり煮詰まってきていますが、後はこのリスクを背負えるかどうかでしょうか。

 何とか予算内まで持って行ってくれる努力をし続けてくれ、また見積もりを持ってきてくれるという話になっています。ただ、削れる部分を削ったとして、耐久性や中身で劣るのであればあまり意味がありません。どのようなものが入るかはこれからの話になりますが、予算重視で行けば当然選択肢は狭まります。

 一般住宅であれば、もちろん予算を考慮しながら建築費が上がっても設備のグレードを上げていくことは可能ですが、賃貸は収支がありますので建築費を上げることはできません。建物のグレードも賃貸は賃貸レベルです。また、予算内とは言っても現状を踏まえてかなりギリギリの線まで妥協していますので、採算的にもギリギリという感じでしょうか。

 手残りをいくら残すのかは人それぞれですが、1戸でも空き室になったら即持ち出しというような状況では賃貸運用は成り立ちません。収支計画をしっかり考える必要があります。やりたい気持ちは強くても無理はできません。一生懸命価格交渉してくれているだけに悩むところです。