夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

標準装備

今は標準装備が当たり前

 10年以上前に初めて住んだ住宅ですが、都市ガス物件でガステーブルはありませんでした。今はオール電化の普及でIHが標準装備されている物件も多くなり、賃貸物件のオールガス住宅でもガステーブルは標準装備されているのが当たり前でしょうか。先日見た住宅では、暖房や給湯設備はエコジョーズを利用したガスなのに、調理器具はIHというものもありました。考え方は色々ありますね。

 一人暮らしを始めた20年前の賃貸住宅にはガステーブルはありませんでした。そこから引っ越しの度にこのガステーブルを持ち歩き、当時はそれが当たり前のような感じでした。もう少し前の時代だと照明器具まで持ち歩いていた方もいるようです。流石に今は照明器具は標準装備の物件が大半ですが、未だにガステーブルは標準装備されていない物件もあるようです。たまたま入居者を募集している物件でガステーブルが無い物件を見つけたので、そういえば10年前くらいはこんな物件でも成り立っていたよなぁ・・・と回想してしまいます。灯油ストーブなどの暖房器具も持ち歩いていましたね。ガステーブルに関しては2万円近くするものですので、装備してあった方が助かります。

 

オール電化vsオールガス

 私の住む地域では以前からオール電化が人気でした。昨今の電気料金の値上げなどでオールガス物件の方が人気が高くなっているようです。エコジョーズを利用した都市ガスと電気併用物件ですが、今計画している物件もこの形になっています。

 管理会社からも今の時代はオールガスの方がいいのではと言われているようです。ただ、これも電力の問題が片付き電気料金が再び値下げされればオール電化の方がいいと言われるわけで、時代時代によって変わってきます。ただ、原子力発電所再稼働という形で決着はして欲しくないですね。

 私の住む地域では暖房器具が必須なのですが、10年以上前は灯油併用物件が大半でした。昔はガス・灯油・電気と契約していましたが、その当時はIHを導入してガス契約をしていません。暖房器具と給湯設備は灯油ですので特にガスは必要ありませんでした。当時は灯油価格が安くお得だったですが、灯油価格が一気に値上がりしてお得感が全く無くなりました。そのためオール電化のお得感が増していたのですが、電気料金の値上げに伴いこれもあっけなく終了です。今は都市ガス物件に注目が集まっていますが、時代の先々を見た物件提供は難しいですし、これらの設備はそう簡単には変えることはできません。

 

間取りも変えられない!

 設備を変えることもできませんが、間取りも簡単に変えることはできません。その時の流行りでいいものを作り上げても、時代の流れとともに変化していくものです。それでも広さと収納力を備えた物件はいつの時代でも受け入れられます。

 基本的な間取りは変更できませんが、アクセントクロスなどは後からでも採用できます。新築という強みがあっても客付けに苦戦する物件は先が見えています。まずは基本仕様を重視し、退去毎に変更をかけていくというスタイルもいいのではないでしょうか。