夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

担当者の退職・大家の会

 昨日、銀行の担当者から連絡がありました。3月で退職することになったとのことです。突然の転職でびっくりですが、仕方がありません。今まで融資で尽力いただいただけに残念ですが、最後のお仕事という感じでしょうか。とりあえず、保証人として融資関係の書類を書いて提出してきます。私達としても当分の間は物件を増やす気はありませんが、頼りになる方を失うのは痛手です。

 

 昨日は大家の会にも参加してきました。妻と建築会社との打ち合わせが長くなっていて、すっかり忘れてしまうところでした。遅れての到着です。長い付き合いになっている先輩大家さんも出席されていました。

 

 近況を聞かれたので、先輩の物件の近くで妻が新築をやっているという話をしたら、やはり誰がやっているのか気にしていたようです。反応としては予想通りという感じでしょうか。悔しがっているふりをしていますが、別に何とも思ってないと思います。ただ、先輩の物件の近くなのでライバルになるのでしょうか。ものが全然違いますので、ライバルにはなり得ないと思いますが。

 

 先輩は中古物件専門ですが、100室を自主管理でフル稼働で回している強者です。昨年度の修繕費は1,000万円だとか言っていました。それだけ収入もあるということですが、先輩の修繕費はいつ聞いても半端じゃありません。修繕内容もデジカメ写真で見せてもらいましたが、素晴らしいです。中古物件でそれなりの家賃を維持して高稼働率で回すには、それなりにお金もかけないと駄目ってことですね。先輩の物件は退去前の入居者募集の段階で決まってしまうことが多いようですが、「あの大家さんの物件なら間違いない」という感じで業者から紹介してもらえるようです。やはり、仲介業者に認められる大家力というのも大切ですね。

 

 私は新築物件ばかりやっていますが、高稼働率維持をしているという点では負けてはいません。管理会社が客付けしやすい物件を目指して、退去後の修繕などに関しても躊躇せずに壁紙交換をし、その際にはアクセントクロスを入れたりなどの要望にも応えています。何でも業者の言いなりになって、業者の養分になっていると思われる方もいますが、それはそれで構いません。実際に高稼働率という結果が出ていますし、家賃も新築から今まで値下げなんてしていません。不動産投資を本格的に始めて最初に建てたアパートも築5年程度ですので当然かもしれませんが、自宅として使っていたMAは築12年になりますが家賃の値下げはしていませんし、高稼働率で回せています。もちろん立地条件も大切ですが、物件力+大家力が無ければ家賃維持と高稼働率維持はできないと確信しました。