夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

管理会社の目線

 当たり前なのですが、管理会社は大家さんと入居者の間という立場です。妻と話をしていたところ、管理会社はどちらかと言うと入居者目線なのではという話でした。家賃設定をある程度、地域相場の中間から下に置いた方が客付けはしやすいのは確かだと思います。だからと言って、管理会社も家賃を下げたいというわけでは無いと思いますし、家賃を下げても早く入居者を決める方が、大家にとっても助かります。

 

 仮に月5万円の家賃であれば、1ヶ月入居が遅れれば5万円の損失になります。2,000円の家賃値下げの指値が入った場合でも、2年入居してもらえれば元は取れます。そのままの家賃設定でも決まったかもしれませんが、入居期会を逃した場合は下手をすると2ヶ月、3ヶ月と入居期会を失うことにも繋がります。そう考えると、入居者の方の予算が私の物件の家賃設定を超えていたとしても、私が多少の値下げ交渉に応じる余地がある方が、入居期会の損失は防げると考えています。

 

 妻とたまたま家賃設定の話をしていましたが、管理会社は家賃設定を低めにしたいのではと言われました。確かにお得感がある方が客付けはし易いでしょうが、あまりに低い家賃設定は管理会社も自らの首を絞める結果となります。私の物件ではCCが値下げ交渉に応じていたり、CPは思ったより家賃を高くできていないことに対する不満のようなものでしょうが、だからと言って今新築中の妻物件の家賃が上げられるとは思いません。もっと家賃を上げられるのではと勘違いしているようですが、あまり好ましくはないですね。

 

 管理会社は入居者目線と思っているようなのですが、私としては大家と入居者の中間的な立場で、両者の意見をしっかり聞いてくれると思っています。もちろん、入居者目線という部分も強くなければ、お客様に喜んでもらえる物件は提供できないと思います。でも、大家さんのことを考えていないわけではないと感じています。退去ごとの修繕に関しても私に有利になるように動いてくれていますし、家賃の値下げにしてもたまたま予算が設定家賃より低かっただけで、必要以上に値下げしようとしているようには感じません。感じ方は人それぞれですが、できるだけ管理会社は味方に付けた方が上手く行くと思うのですが。