株式を売却した本意は？

　先日報告した通り、３月末で株式投資に関しては売却してクローズしました。考えてみると株式やFXにはかなり裏切られました。景気回復で株価上昇と言うなら、誰が買っても儲かるはずです。儲かっている時期は無かったと言えば嘘になりますが、暴落で一気にやられてしまったのも否定できません。リーマンショックに東日本大震災、折角株価が持ち直してきたと思ったタイミングで暴落という繰り返しです。神のお告げというわけではありませんが、今回はそうなる前に売却しようと考えました。これからの景気回復場面で売却すべきなのかという葛藤もありましたが、時には損切りと利益確定も必要です。これが機械的にできていないから損をしているわけで、今回は思い切ってリセットしてみました。今は購入するタイミングではないと思っていますので、再チャレンジするとしても少し冷却期間を置くつもりです。

　お金が急に必要となったというわけではないのですが、妻物件の決済が近づいてきて、手持ちキャッシュをもう少し置いておきたいという意図もあります。株式で保有していると、売却しなければお金は得られません。約定した即日にキャッシュを引き出せるわけではなく、今回も火曜日に約定したものの銀行口座に移動できたのは金曜日でした。これは何かと不便です。今回の株式売却で手元に入ったキャッシュを不動産投資に使うということは考えませんが、手元に有るのと無いのとでは安心感が違います。株は持ち続けている間は使えるお金にはなりませんので、何かあった時に自由にできるお金を得たかったという感じでしょうか。気分的な問題でしかありませんが、私にとっては意外と重要です。

　実は今、一眼レフの購入を考えているのですが、予算的には２０～３０万円程度はかかりそうかなと思っています。購入資金はあるのですが、使ってしまえば自分の手持ちキャッシュがそれだけ減ります。そういう不安もあってなかなか購入に踏み切れないわけですが、お金があれば踏み切るかもしれませんね。単純に浪費するために資金が欲しいだけでしょうか。投資家としては全くいけてません。