多様なネット環境に対応するには

　大雑把ですが、パソコン（インターネット端末）というとデスクトップ型・ノート型・タブレット型くらいでしょうか。最近は時計型もありますが、ＯＳの種類は違っても求められるネット環境は、現状では有線か無線（Wi-Fi）かのどちらかです。以前はWi-Fiのみに注目して導入しようかと考えましたが、管理会社の担当者からまずは有線タイプとアドバイスされたこともあって導入を見送りました。今のネット環境としては、多くの方はスマートフォンを使っていると思っています。最近はタブレット端末の普及が急速に進んでいます。ネットサーフィンや動画閲覧ならタブレット端末でも十分です。

　私の場合は職場のネット環境が悪いので、仕事時に私用のタブレットを使ったりすることもあります。最近は使用容量の制限がない会社も増えていますが、私の場合は7GBという縛りがあります。外出先ではLTEで繋いでいても、Wi-Fiがある場所ではWi-Fiで繋いで節約したいという方も多いと思います。全てLTEで繋いでいるから大容量が必要なだけで、主に家で使う人ならWi-Fiさえ用意されていれば、格安simのデータ使い放題は必要ないのかもしれません。しかも、タブレット端末に関してはLTE対応のものよりWi-Fi対応のものが多いので、Wi-Fiさえあればパソコンを買わずにタブレットで対応しようという方も多いのかもしれませんね。外出先では手軽に持ち運べるスマートフォンを利用して、家ではタブレットをテザリングで使用しているということも考えられます。容量制限を気にするなら、家では無料Wi-Fiでタブレットを思う存分使えた方が便利です。

　最近の物件で導入されているネット使い放題サービスは、光回線を使ったネット使い放題にWi-Fiも付いているタイプが主流となりつつあります。つい数年前までは有線タイプしか提供されておらず、私が相談した時も物件まるごとWi-Fi化という提案しかされませんでした。終端装置にWi-Fiルータが付いているようなものですが、有線接続もできるようになっていて、部屋毎に対応できるのもポイントです。ランニングコストはそれなりにかかりますが、有線タイプと大きな差はありませんし、家賃を値下げするのと大差ない金額程度です。ただし、空き室になったからといってランニングコストが軽減されるわけではありません。管理会社の管理委託費でしたら空き室期間中は支払わないのですが、無料インターネットに関しては使ってもいない部屋にコストがかかるのは痛手です。ＣＣの場合は太陽光発電で入ってくるお金程度で導入できるので、導入する価値はあるのかもしれないなという感じもしています。

　今のところはＣＣ１０２号室が決まらないのはネット使い放題の影響ではないと判断しています。隣の物件はネット使い放題にしていてもずっと決まっていませんので、これが直接影響しているとは思えません。ただ、隣の物件は有線のみですので、折角導入するなら隣の物件との差別化を図りたいですね。そういう意味ではWi-Fiも使えるプランは魅力的ではあります。導入する用意はあるというところで、もう少し様子見をしてみます。