夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

満室の目処

 昨日の朝、管理会社の担当者からFBメッセージを頂きました。電話も頂いていたみたいですが、マナーモードにして別室に置いてあったために出られませんでした。

 

 まず、今月末で退去予定になっているCC106号室は、6月10日入居ということで決まっています。ブライダルキャンペーンとは無関係の単身者で、敷金は無しで駐車場は1台分の契約です。退去後すぐに状況に応じて内装工事が入ることになります。CC102号室は、ブライダルキャンペーン適用の方で、6月15日入居予定で動いているそうです。駐車場は2台分契約で、2台目は2,000円頂けることになっているとのことです。こちらはキャンペーン適用なので広告料が発生しますが仕方がありません。

 

 これで、私の物件については満室の目処が立ちました。私としても管理会社と連携して色々と動きましたので、その成果もあったと思っています。106号室の退去は余計でしたが、そのお陰で今回は駐車場が2台分用意できたのがブライダルキャンペーンでの最大の強みとなりました。106号室も退去前に入居者が決まり空き室期間が9日間で済みそうですし、空いた駐車場も思惑通り新婚さん世帯に使って頂けるということで、ようやく流れが私の方に向いた感じです。苦戦しましたが何とか形になってくれました。

 

 妻物件については案内している方もいるようですが、まだ決まるまでは行っていないとのことです。リビングの狭さが一番のネックだとは思いますが、2階で苦戦するのはあまり好ましい状況ではありません。焦っても仕方がないのでじっくり行くしかありませんが、何か動く必要があれば妻に伝えるので言って下さいとお願いしています。

 

 さて、昨日のブログで書いた廃油発電事業ですが、本当に儲かるのか半信半疑です。まず、廃油の調達についてです。家庭から出る油は限られますし僅かですので、揚げ物などを扱う飲食店や、食品加工工場などと提携して廃油を安く調達できるシステムを構築する必要があります。飲食店や工場にとっては廃棄物ですので、これを引き取ってくれる業者があることはありがたいと思いますし、ただで引き受けてくれる業者があればお願いするかもしれません。でも、よく考えると廃油発電事業が儲かるなら、大量に廃油が出る工場が廃油発電事業をやればいいような気もします。その事業所だけで出る廃油では、とても商売にならないのかもしれません。

 

 廃油発電以外にもバイオディーゼルとして廃油を利用する動きは数年前からあって、私の住む地域でも既に廃油を使ったバイオディーゼル燃料を作っている会社があります。この会社によって廃油の調達先は抑えられていますので、新規参入者が調達先を探すのは困難だと思います。廃油の調達に関しては輸入に頼るという話を書いている人もいますが、わざわざ海外で出たゴミを国内に持ち込む必要性は感じません。それなら海外でバイオディーゼル燃料の製造工場を立ち上げた方が効率がいいような気もします。

 

 作られたバイオディーゼル燃料は、この会社のゴミ収集車の燃料として使ったりしていますが、一般に燃料として供給するまでの規模には達していません。バスなどで利用している地域もあるようですが、製造コストなどを考えると普通のディーゼル燃料とそれほど差が無いたことがあります。バイオディーゼルで抑えられている廃油市場に果たして廃油発電事業が参入できるのか、物凄く疑問に感じるのですが。

 

 太陽光発電事業にしても、高い売電価格というものを利用して20年間安定的に儲かると言われていました。一気にメガソーラー発電所が増えて、電力会社から買取拒否されて、最近では停電しかけたので買取停止なんていうことまで起こっています。私は全量買取制度が始まる前に家庭用の太陽光発電システムを導入しましたが、正直言って太陽光発電は現金一括投資をしない限りは、10年程度では儲からないシステムだと思っています。高い売電料金と20年間という餌に釣られて大量のメガソーラー事業が立ち上がりましたが、この売電価格は電気料金に跳ね返ってきます。今は電気料金の値上げも伴って、決して美味しい事業では無い感じがします。

 

 考え方は人それぞれですので否定はしませんが、明らかに電力事業は不動産投資とは一線を画しています。この辺を踏まえて、投資というより事業という認識で動いた方がいいような気もします。まあ、不動産投資も不動産賃貸業ですけどね。