夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

ようやく実現した新築案件

CP建築の実現

 CPは私が主体となってJ社と打ち合わせをしながら実現した物件です。場所的には新築物件も多く、築年数が浅くても苦戦している物件もあるのは知っていました。ただ、色々と調べてみると、苦戦しているのはそれなりの理由がありました。

 

 この地域は元々土地の高い地域で、3階建て物件が多かったのもこれが大きな理由だったようです。また、苦戦している物件は2LDKにも関わらず駐車場が各戸1台分しか用意できないなど、致命的な欠点がありました。土地が安く手に入れられたこともあって、駐車台数も余裕で確保できて、しかも間取りも広く取れることで周囲との差別化を図れる物件にすることが出来ました。また、物置も他の物件に比べて広くなっているのも特徴です。ホームセンターで調達してきたわけですが、こういう努力があっての竣工でした。

 

 この物件の話し合いの場には妻はほぼ口を出させていません。間取りやデザイン的なものは若干相談しましたが、ほぼ私と建築会社との打ち合わせで決まった計画です。融資に関しても自宅の融資で尽力を頂いた方に私が相談してと、ほぼ主導権を握って話を進めて行けました。これは私にとっても大きな自信となりました。

 

家計還元の決断

 借金を増やして物件を増やすということは、キャッシュフローもそれなりに増えないと意味がありません。また、妻からも借金は増やしたけれど家計は楽にならないと言われるのもストレスになります。そこで、自宅に設置した太陽光発電システムのローン負担をするという形で家計還元に踏み切ることにしました。年間60万円の家計還元は結構大きな金額です。

 

 正直言うと今はこの家計還元や短期ローンや税金関係の影響で、それほどキャッシュフローが増えているという感覚はありません。しかし、家計還元を実行したことで妻の不動産投資への理解は深まったのかもしれません。また、将来的に私だけに資産を偏らせるのは好ましくないということも理解されてきたのだと思います。これがなければ、今回の妻物件の実現はなかったことでしょう。