夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

私が大家さんになろうと思ったわけ

はじめまして、アンディです。

 サラリーマンをやりながら大家さんをやっているアンディです。家では普通のお父さんです。

 私が「大家さん」になったのは今から12年ほど前です。その時は投資という考えは無く、二世帯住宅を建てて家賃収入で住宅ローンを支払おうという安易なものでした。幸いに入居者の入れ替わりも無く順調に住宅ローンの一部を家賃から補填して過ごしていました。その時は全く不動産投資に関する勉強はしておりません。不動産投資という言葉も知りませんでした。

6年前に土地を紹介される。

 6年ほど前に家が手狭になったことから、中古戸建ての購入などを考えていました。ある建築会社の社長の耳にこの話が入りアパート新築の話を持ちかけられることになります。多額の借金を抱えての不動産投資への入り口が開かれた瞬間です。

 今考えると「なぜ新築だったのだろう?」という疑問が湧いてきますが、たまたま勧められた物件が新築だった程度でしょうか。多額の借金を抱えてスタートすることに不安が無かったわけでもありません。でも、夫婦で相談して将来の資金になればという想いで始めることにしました。

産みの苦しみ

 その時は本当に無知だったので、土地の選定から建築計画まで私が主導権を握って行うということはあまり考えていませんでした。建築会社に言われるがままに提供された土地に新築して、私はキャッシュだけ得るという感じです。ものすごく危険な状況ですね。

 それでも駐車場の確保や建築場所へのこだわりなど、それなりに要望は出しながら話を進めていました。同時に不動産投資とはどういうものかという勉強も始めました。そのような中、予定していた土地が手に入らなくなってしまいました。

 それほど執着心があったわけではありませんし、これで話は立ち消えになると思っていたのですが、そこから新たな土地探しが始まります。この段階で土地は選べるのだということに気付きました。

 色々見る中で気に入った土地が出てきます。その土地も手に入らなくなりまた土地探しと話が二転三転していきます。最終的にショッピングセンター近くの立地条件としてはベストな土地を手に入れることができましたが、始めに予定していた土地値よりも高くなってしまいました。

 話をもらってから半年以上かかりましたが、ようやく着工の目処が立ちました。しかし、この後も融資関係で苦労することになります。