本当に信頼できる不動産業者とは

信頼できる業者

　単なるフィーリングの問題かもしれませんが、信頼できる業者とお付き合いするのが一番いいです。お友達のようにいつも事務所にお邪魔してお茶飲み話をして帰ってくるだけの不動産業者もあります。この方には色々とお世話になっています。

　本当は昨年の案件はこの方の仲介のもとで土地の仕入れをしたかったのですが、建築プランがなかなか上手く行かず、ある建築会社を紹介してもらいました。その時にその建築会社から別の土地も紹介され、その土地で建築してしまったのでこの方には全然利益はありません。私からすると申し訳ない感じもするのですが、この方は全然気にしていないようです。結局この土地も売れてしまったのですが、この不動産会社は売買に絡まなかったようです。ただ、建築した建物は私が紹介してもらった建築会社による施工でした。この建築会社には個人的な恨みはありませんしよくしてもらっていますが、不動産屋さんには余計に申し訳ない感じがします。その後も中古物件情報や土地情報を頂き、今回は妻に新築物件を建てるのにどうかと土地を紹介してくれました。

　１ヶ月ほど経過しましたので催促されていますが、資材高の影響でなかなか厳しいものがあります。上手く建築プランが乗ってくれば嬉しいのですが難しいかもしれません。この不動産屋さんは本当にいい方で、今回の件でも再び建築会社に声掛けしてくれました。私もこの会社と、自宅を施工して色々とメンテナンスもして頂いている建築会社の２社に見積もり依頼をしました。なかなか採算に乗るいいプランが出て来ません。二番手に待っている業者もいるので、私が駄目になっても大丈夫でしょう。場所的にはかなり魅力的なのですが、採算面で無理はできません。

　お願いしている建築会社も信頼できる方で、以前にプランが駄目になった時も一生懸命に考えてくれました。今回も色々と考えてくれていて、昨日に打ち合わせをして何とか採算ベースに乗ってくるようなプランニングをしてもらっています。と言っても９％ギリギリかと思うのですが。

　不動産は縁ですので、駄目であれば縁がなかったと諦めるしかありません。商売にならないことを悔やんでも先に進めませんので、このように色々な話をしながらそのうちいいものを紹介してもらう方が私には合っているようです。

商売の基本はお客様に喜んでもらうこと

　私のような客を大切にしてくれるのは、業者との今までのお付き合いがあってのことです。基本的に商売は相手に喜んでもらうことが基本となります。私も入居者から感謝をされると嬉しいですし、それに応えて行こうと努力します。感謝と言っても直接的ではありませんので、管理会社との関係を大切にしているわけですが、このような積み重ねが色々な業者との信頼関係にも繋がっていくことでしょう。建築会社や不動産屋さんは私達が満足するように最大限努力してくれますし、私もそれに応えるべく努力をしているだけです。上手く行かなければ関係がそれまでとはならないでしょう。

　満室経営が続いていて手放した途端にその物件の客付けが上手く行かないというケースもあるようですが、この場合は新しいオーナーに責任があるのかもしれません。空室が多く苦戦している物件でも蘇らせて満室経営をする方もいます。同じ場所で同じ間取りなのに、やり方次第で全然違った結果になるわけです。私も満室に安心せずにやっていかないと駄目ですね。