夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

好況感って何だろう?

 最近の株式市場の動きは物凄く荒いですね。昨日の日経平均は1,000円以上上げてきましたが、アメリカ市場はまた下げてきました。この流れで行けば、500円以上下げそうな気もしますが、まさにジェットコースターのような乱高下です。上場している企業は困るでしょうね。でも、株式上場していない大企業って、それほど痛手は被らないのかなという気もします。だって、株価が上下するなんて概念はありませんからね。

 

 家計にとって、好景気と感じるか不景気と感じるかというのは、使えるお金に左右されるのだと思います。賃金は上がっても、消費税増税により税金が高くなり、年金財源確保のための負担が大きくなったり、健康保険の負担が3割になっていたりと、全然家計は豊かになりません。さらに、扶養控除の廃止で所得の多い子育て世帯は余計な税金が増えています。それなら物価下落してくれた方が、家計的には助かるんですよね。でも、政策的には物価を上げるのが目標ですので、そうは行かない。要するに好況感を打ち消す要素しか無いんですよ。数値目標なんてどうでもいいですから、私達の手元にお金が残ることが一番大切なのかなという気がします。

 

 全体的に好況感が無いわけですから、当然消費も抑えられます。マスコミもバブルのような派手な好況感を煽るようなことはやってきません。何となく世の中が地味な感じがするのは私だけでしょうか。

 

 家計というか生活状況に目を向けると、私的にはそれほど困っているのかと言われれば、そういうわけでもありません。ただ、将来的な蓄えが出来る状況なのか、私だけの収入で生活できる状況なのかと言われれば、ノーと言わざるをえないのが現状です。子育てにかけるお金や、旅行などの行楽費用や、贅沢過ぎる家のローンやその維持費、食費と、かかるお金が大過ぎます。また、自家用車も2台所有して、ガソリン代も負担が大きくなっています。携帯電話も夫婦で持っていたりと、私が子供の頃の生活から比べるとかかるお金が大きくなっています。大部分が浪費と言われればそれまでなのですが、ここをケチケチにすることでおそらく残るお金は増えるでしょうが、そういう状況では気持ち的には全く豊かにはなって行きません。日本の経済活動も停滞します。まあ、昔から比べると私達の生活は格段に便利になっていますし、その生活を維持することで必死なだけなのかもしれませんね。