夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

大家同士で群れても仕方がない

 私もいわゆる「大家の会」に属していますし、以前は大家さん同士の交流に積極的に参加していたのですが、最近は下火になっています。不動産投資を始めた当初は、入居者も決まらず不安と孤独感に駆られた時期もありました。管理会社を信頼していいのかという不信感もありましたし、不動産投資をやっていることを公言する気は全くありませんでした。不安解消で出会ったのがブログ・・・そんな感じでしょうか。

 

 ブログなどから知り合った大家さんと交流する機会もありましたが、今はあまり交流していません。私も含めてですが多くの方は自分の利益が最優先です。商売ですから仕方がないですよね。ただ、それを全面的に押し出されると結構引きます。私の場合は本業もありますし、あくまでも許可された副業の中でやっているわけですから、あまり大きく動けないのも事実です。でも、投資ではなく事業と考えると、自ずと誰を満足させるべきなのかという答えが出てきます。

 

 大家さん同士で仲良し大家の会のように付き合うのもいいかもしれませんが、別に大家仲間を喜ばせても何も得はありません。相談した所で親身になってアドバイスをくれる方もいますが、自分のやり方に合うかどうかなんて関係なく、こうするべきだみたいなことを平気で語ってくる方も多くいます。また、私を自分の利益の鴨にしようと企む方もいます。結局、大家同士で群れてみんながwin-winの方向だなんて空想なんです。不動産投資は孤独との戦い、これは数年間でよくわかりました。そんなこともあって、最近は大家の会とは距離を置いています。

 

 事業の基本はお客様に喜んでもらい、それに対して対価をもらうことです。短期的に見て自分に利益をもたらさない投資もあるかもしれませんが、これで満足してもらうことで自分の利益として返ってくるはずです。別に期待してやっているわけじゃないのですが、今はとにかく入居者の方に満足して生活してもらう、これしか考えていません。

 

 管理会社は入居者からの要望を伝えてきますが、大半の相談はお金が絡むことになってきます。お金を出すのはもちろん私達大家ですが、これを拒否すると入居者の方が不満に思うかもしれません。理不尽な要望を全て飲めということではなく、当然ながら管理会社と相談して必要に応じてということでいいと思います。管理会社も大家さんとの信頼関係がありますので、そこまで理不尽な要望を出してくることはありません。