夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

EVシフトと太陽光発電

 気になっているのが太陽光発電システムの今後の売電価格です。2009年から始まった1kW当たり48円で買取る制度も、徐々に買取価格が減っていよいよ2019年にはこの固定買取が切れます。私の場合は42円の時に設置しましたので、もう少し猶予はありますが、2019年以降の買取制度がどのようになるのかが非常に気になります。

 

 予想では11円と1/4に激減する見込みになっていますが、買い取ってもらえない可能性もあると聞いています。現状では家庭用蓄電池の利用によって、深夜電力で蓄電して昼間は蓄電池から家庭で使う電力を賄い、高い買取価格の太陽光発電の電力は全て売るというのがお得という話ですが、何せ蓄電池の価格が高く導入する気にはなりません。早く導入した方がよりお得なようですが、まずは2019年問題の動向を見守ってからでも遅くはないと思っています。

 

 新電力会社の買い取りもある可能性がありますので、完全に売れなくなるということは無いと思いますが、この先は蓄電池の導入で自家消費という方向になって行くのでしょうか。そうなると、自宅に設置してある太陽光発電はともかく、アパートに設置してある太陽光発電のあり方も考えて行かなかればなりません。現状ではアパートの電力は全て電力会社に売電できていますし、夜間にそれほど電気を使うわけではないので蓄電システムの導入は考えていません。仮に買い取ってもらえないとなると、この電力をどのように消費するのかも考える必要があります。

 

 もう一つ気になるのが、電気自動車の普及です。EVシフトという流れで世界的に電気自動車の普及が促進されています。そうなると、家庭用太陽光発電の役割も重要になってきます。昼間は太陽光発電で蓄電して、それを家庭用電力やEV車充電に使い、不足分だけ電力会社から買い取るというシステムです。我が家の場合は2台の車を持っていますので、仮に電力会社に余剰電力を買い取ってもらえないにしても、蓄電システム導入によってメリットは享受できます。何れにしても蓄電システムは導入する方向になって行くと思います。

 

 問題なのはアパートです。現状としては駐車場台数の確保が必須となっていますが、これからは各駐車スペースに外電源などを設置して行くことも考えなければならないのでしょうか。そうなると、設備導入の費用なども想定しなければなりません。

 

 EVシフトはまだまだ先の話と思うかもしれませんが、ヨーロッパでは2025年を目標に完全EV化を進めているようです。この流れに乗ると後7年、決して遠い話ではありません。

 

 私の住む地域のコンビニでは大きな駐車スペースを確保する店舗が多いのですが、普段はそこまで駐車スペースは必要無いのですが、将来的にEVスタンドを設置するのが目的と聞いたことがあります。EVシフトは私達の生活に大きな変化をもたらすことは間違いありません。その時に太陽光発電などの自然エネルギー発電がより注目されることになるかもしれません。