夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

苦戦した二棟目の新築

銀行からの信用を得るためには

 CCが満室になってからは順調に運用していたものの、次の物件取得にはなかなか繋がりません。色々と上手い方法を使って次から次へと物件を取得される方もいますが、運用し始めて3年くらいは厳しいでしょう。CCが築1年程度で住宅ローンの残債を引き継いでMAを賃貸物件として所有できたのは上出来だったと思います。築1年程度で次の物件取得は時期尚早だったということでしょう。

 次の新築物件であるCPが竣工したのは昨年3月です。MAの話から3年ほど経過していた絶好のタイミングだったと思います。銀行からは好感触だったものの、保証会社の担保評価が思ったよりも低く苦戦しました。保証会社の限度額を超えた部分の融資が得られるかどうかが鍵です。第二抵当を付けることで何とか融資を得られることになり無事に着工できました。ローンが分かれたことで経費はかかりましたが、最善の方法だったと思います。これから先の運用を考えても面白い融資となっています。

現在の動きは?

 CP取得までは新築を積極的に進めていましたが、今は物件を増やすことに力は注いでいません。建築資材も値上がりしている中で、建てるタイミングではないという判断です。まずは今ある物件を高稼働率で回し、自己資金を蓄えることを優先的に考えています。

 しかし、このままで終わろうとは思っていません。今は友達の事業の独立開業に協力するために物件探しをしています。これが上手く行けば別事業として妻を社長にして不動産法人を立ち上げようと企んでいます。この法人は不動産関係を中心としますが、他には発電事業などにも参入できればと思っています。

 今狙っているのは風力発電です。この先どのようになるかはわかりませんが、風力はより注目されていくと思います。太陽光発電はより安価に簡単に設置できるようになっていくのではないでしょうか。色々な発電システムが開発され、以前から塗装タイプの実用化も検討されていました。そうなってくるとリフォームや新築した壁一面が太陽光発電なんてことも考えられます。

 いずれにしても規模拡大は狙って行きたいですね。