夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

喜びを苦しみが上回る状態では「苦」しか残らない

 以前もたまにこういうことがありましたが、今回は重症かもしれません。確か6月か7月くらいにも激務で死にそうになっていた中で、精神的にやられる出来事があったような気がします。何で他人のために労力を使わなければいけないのか、つくづく嫌になりました。今回のストレスの原因は自分自身のことですが、真面目に引退までのシナリオと最短スケジュールを考えているくらい深刻です。不動産投資だけで食べて行けるなら、今すぐにでも仕事を辞めています。

 

 好きで始めたはずの仕事なのですが、現実は好きなことばかりできるわけではありません。そんなの何処の世界でも一緒なのですが、仕事上での喜びと、嫌な出来事の積み重ねのどちらの割合が大きいかが重要です。今の私は圧倒的に後者が多いので、余計に苦しい状況なんです。糞上司は「◯◯を喜びに・・・」なんて綺麗事を言っていますが、喜びが上回っている時は別に何とも思いませんでしたが、逆転している今はそんな慈善事業をやる気は全くありません。

 

 不動産投資に関しては実質的には事業としてやっていますが、別に慈善事業というわけではありません。私としてもキャッシュが入ってこなければ破綻しますので必死です。そのために入居者の方が気持よく生活してもらえる部屋を提供する、これだけです。様々な業者との関わりがあったり、時には納得の行かない出来事もあったりしますが、全ては自己責任です。自己努力で改善できることも多いので、やり甲斐があります。また、入居者の方に気持よく生活してもらって、私自身も精一杯の努力をした結果で対価を得ているという喜びもあります。管理会社からも信頼される大家さんになれれば、絶対に結果は付いてきます。

 

 今得ているキャッシュフローが最大であったとしても、物件自体が古くなって行く中で住んで頂いているのですから、物件の魅力を保つために修繕や家賃値下げの努力は致します。そうしなければ結果が出てきません。ここにはお金だけでは語れない事業での喜びがあるわけで、これだから不動産投資は魅力的なわけです。

 

 本業でそんな喜びなんて微塵も感じません。何をやっても感謝されずに当然と思われ、何か失敗したら責任だけ負わされます。そんな中で喜びを感じろだなんて無理な話です。給料なんて増える見込みもありませんし、それ以前に残業しても手当すら出ません。

 

 それでも働いているのは、仕事を辞めたら生活できなから、融資を引っ張ってくるために属性を利用できるから、これしかありません。私にとって一番大切なのは家族の幸せです。要するに家族が生活するために仕方がなく働いてお金を稼いでいる、それだけです。

 

 安月給でも今までは精神的な評価を支えに生きてきましたが、そんなものも糞上司共のせいで無くなりました。こんな最悪な気分は今まで無いですね。定期的に上司は入れ替わるのですが、今までも尊敬に値するような方に出会ったことの方が稀です。信頼できる上司の元だったら身を粉にして働いても悔いはありませんが、今の上司は糞ですので信頼のしの字もありません。

 

 年内も後数日で仕事に行きませんし、年明けも1週間以上仕事を休みますので、もしかすると社会復帰できないかもしれませんね。でも、今は家族のためにもこの属性を捨てるわけには行かないんです。何があっても徹底的に利用し尽くしてから引退する、これだけです。もう他人を助けるために労力を使うのはやめましたが、最低限の仕事で最低限の成果を出すことを考えます。こんなの余裕ですからね。こんな自分自身が嫌になります。