夫婦で不動産投資~法人設立を目指すサラリーマン大家の記録~

夫婦共働きのサラリーマンです。法人を設立して独立開業することを目指し、夫婦で不動産事業もしています。現在は夫婦とも個人事業主です。

スティック型PCとタブレットの比較

 タブレット端末というとAndroidやi-Padが主流ですが、今回はあくまでもWindows8.1端末についての話です。タブレットではありませんが、モバイルPCとして注目されている先日購入したm-stick MS-NH1と、1年ほど前に購入して使っているWindows8タブレット端末のVT484/26Kについてまとめてみました。

 

 両者ともHDMI出力でテレビをパソコンモニタ代わりに使えます。Bluetoothキーボードやマウスを接続すれば、デスクトップPCのような感覚で使えます。タブレットは画面が付いていますので基本的には液晶モニタを必要としませんが、大きな画面で作業したいという場面ではHDMI出力は重宝していました。現行機種にHDMI出力端子が付いていないものが多いのは残念です。MS-NH1は超小型設計なのでモバイルPCとしても注目されていますが、果たしてどうなのでしょう?


スティック型PC 「m-Stickシリーズ MS-NH1」|BTOパソコンのマウスコンピューター

 


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 両者ともWi-Fi接続でBluetooth対応になっており、HDMI出力端子が付いています。OSはVT484/26KもWindows8.1にアップグレードしています。メモリも2GBですが性能的にはVT484/26Kの方が上のようです。VT484/26KにはMS-Officeも付いていますので仕事をする分にはこちらの方が都合がいいです。両者の違いで気付いたものをあげてみます。

 

MS-NH1

・初期設定時にディスプレイとマウスが必要となる。

・ACアダプタか2A以上のモバイルバッテリーによる電源供給が必要である。 

・使う時にはディスプレイ、キーボード、マウスが必要である。

・テレビのHDMI端子に直接挿せるので、本体が見えない。

・電源供給用のmicro-USB端子とUSB2.0端子が別になっているので、電源供給しながらUSB機器をつなげる(電源が無ければ使えませんが)。

外出先でディスプレイが用意できなければ使えない。

・発熱が激しい。

 

VT484/26K

・初期設定はそのままタブレット画面でタッチパネル操作でできる。

・バッテリー内臓なので電源を常に供給し続ける必要はない。

・本体だけあれば一応作業できる。

・本体の端子がmicro-HDMIメスなので、micro-HDMIオス→HDMIオスの変換ケーブルを買って用意する必要がある。

・micro-USBメス端子で電源供給も一緒なので、電源供給しながらUSB機器を使うことができない(バッテリー稼働でも長時間作業できるので、あまり必要性は感じません)。USB機器を使う時にはmicro-USBオス→USBメスと変換する必要がある。

外出先でディスプレイが用意できなくてもタブレット本体のディスプレイで作業できる。

・発熱は気にならない。

 

 VT484/26Kを購入したのは、出張などで仕事をするのにノートパソコンよりも手軽に持ち運びできる機器が欲しかったからです。画面は小さいですが解像度は高いので、短期間であれば何とか我慢して使える範囲です。Wi-Fi環境が無くてもテザリングで繋げますし、大きな画面で作業したければテレビなどのディスプレイに接続すればいいわけです。無音で省電力ですしMS-Officeも入っていますので、メインパソコンよりも頻繁に使っていました。内部ストレージが壊れてしまったら作業できませんので、よく使うファイルはOneDriveを使ってどのパソコンでも共有できるようにしています。また、データはmicroSDに保存するようにしています。VT484/26Kの場合はタブレットの画面表示は縦で表示も小さいですが、HDMIディスプレイにつなげば簡単にデュアルモニタとして使うこともできます。

 

 MS-NH1は確かに本体は小さいのですが、電源・キーボード・マウスが必要であることを考えると荷物も多くなります。また、HDMI接続できるテレビなどが必須になりますので、外出先で用意できるかどうかにもよります。また、テレビに繋いで作業している間は当たり前ですがテレビは見られません。これはVT484/26Kも同じなのですが、テレビをどうしても見たければタブレット画面で我慢して作業すれば可能ですので、この点でもタブレットが便利です。MS-NH1は発熱が激しいのも難点でしょうか。micro-SDが付いていますので、データはこちらに入れればいいと思います。電源と独立したUSB2.0がありますので、USBメモリをデータ保存用に挿しておくのもいいでしょうし、持ち運びできるHDDを使うということもできます。

 

 MS-NH1を使った感想ですが、正直言ってVT484/26Kを繋いで使う方が快適です。超小型デスクトップPCとしての利用価値を考えているのですが、安価で小型で低スペックのデスクトップPCという領域を超える機種ではない感じです。ヘビーな作業には向きませんので、簡単な作業程度であればタブレットでもいいかなという感じです。タブレットを落下してディスプレイの破損を避けるくらいしかメリットは考えられません。また、どうしても本体を隠したい場合などは都合がいいのかもしれません。モバイル性としてはキーボードとマウスが別に必要なことと、給電が必要なことを考えると低いと思います。興味本位で購入しましたが、使い道に困る一台となってしまいました。省電力ですのでちょっとしたネット閲覧程度はこちらを使った方がいい感じでしょうか。